先輩社員インタビュー
Hさん
interview
ABOUT ME
製造部 組立2課 2G
製造職
Hさん
interview 01
仕事内容を教えてください。
製造部の組立作業を担当する部署は、組立1課と組立2課に分かれています。組立1課は加硫機用バルブの担当で、組立2課は高圧油圧機器を担当する1Gと、タイヤ製造機器を担当する2Gから成り立っています。私は組立2課2Gに所属しています。
日々の仕事内容は、社内の設計者が作った図面を見ながら製品を組み立て出荷するまでを担当しています。組み立てと言っても部品を組み立てるだけではなく、バリ取りや塗装、出荷のための梱包といった、完成品として出荷できる状態にするまでを担当しています。
interview 02
入社後のギャップはありましたか?
入社して思ったのは、組立作業は独立して行えるものではなく、様々な部署と協力して組立作業が成り立っているということでした。部品を購入し購入した部品を確認する作業、部品を加工する作業、組立に必要な部品点数を準備する作業など、自分たちが組み立てる前段階で多くの部署が関係していることに気づきました。
また、製造現場のイメージとして、流れてくる部品を個々人が黙々と組み立てる流れ作業のイメージを持っていました。しかし私が所属する部署は、自分の身長以上の大きなオーダー品を組み立てることもあり、毎朝、図面を見ながらその日の作業を確認するミーティングを実施し作業に入ります。その後は各自の作業に集中しますが、一人では扱いにくい大きなものを同僚と組み立てることもあるので、コミュニケーションが必要だと感じています。
interview 03
入社時のエピソードを教えてください。
数カ月は図面が理解できず苦労しました。部品がそろっているのに図面を理解できないので組み立てられないんです。教えてもらっても理解するのにてこずり、半日かけて読解して「できた」と思っても全体作業のごく一部。気が遠くなることがありました。他にも厳しい顔で図面を見ていると、「この部品を取り付けたら図面にチェックを入れると、どこまでやったか分かるよ」と、どこでつまずいているかを見透かされて。先輩が助け舟を出してくれることがよくありました。
interview 04
成長ややりがいを感じる時は?
やっぱり図面が理解できるようになったことですね。図面を見たら作業手順が理解できるので「これなら余裕で組めるな(笑)」と予測がつくようになりました。
また、ゼロから組み立てて徐々に形になり、完成品になったときは「これを1カ月かけて自分が作ったのか」とやりがいを感じます。トラックに積まれ工場を出ていくときは人との別れのようなさみしさもありますが、客先で無事に稼働したという話を聞くと達成感で満たされます。
最近は組み立てを任されるようになってきたので、最初に比べたら先輩にも認めてもらえているのでは、とうれしく思っています。
他のインタビューを見る
設計職 Mさん
タイヤ製造機器事業部 技術2課